北海道のゆり根美味しさの秘密と絶品レシピ
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ゆり根といえば、関西方面でおせちや茶碗蒸しに使われる高級食材です。
ゆり根の産地は北海道で全国シェアなんと99%!その中でも日本一の生産量を誇るのが北海道南西部、羊蹄山麓に位置する真狩村です。
その真狩村にあるたむら農園では、息吹農法*1を用いてゆり根を栽培しています。
2020年に、道の駅のイベントで開催された「ゆりんピック2020」では見事優勝!また、北海道新聞に掲載、STV札幌テレビ「どさんこワイド」、UHB北海道文化放送「みんテレ」など、メディアにも多数出演しました。
さらに、真狩の道の駅ではゆり根愛す(アイス)が販売されたり、札幌で人気のパン屋さんで販売された「ゆり根のポテトサラダ風サンド」は15分で完売!どちらもたむら農園のゆり根が使われていて、道民からもとても愛されているゆり根なんです。
2022年のたむら農園のゆり根は、過去最高の出来!との自信作!その栽培から絶品レシピまで紹介します!
美味しいゆり根ができるまで
ゆり根は種まきから収穫まで、6年の歳月を必要とします。
毎年春〜秋は畑の土の中で栽培→初雪が降る頃に畑から傷がつかないように丁寧に掘り起こす→おがくずの中で越冬→春にまた畑に戻すということを繰り返します。
手間と時間をかけて栽培されたゆり根は栄養も豊富。滋養強壮に良いとされ、昔は産後の女性や病人の体力回復、漢方薬では咳止めや不眠の改善に用いられていました。
ゆり根の保存方法
ゆり根は高温多湿を嫌います。
おがくずの中に入れて冷暗所に置いておけば長期保存が可能です。
一度洗ってしまうとゆり根が痛ぶ原因にもなりますので、洗った場合は早めにお召し上がりください。
ゆり根のおすすめレシピ
ゆり根はでんぷんを含むため、じっくり火を通すとホクホクとした食感になり、さっと短めに火を通すとシャキシャキした食感も楽しめます。
ゆり根の下処理
ゆり根をおがくずの中から丁寧に取り出し、軽く水洗いをします。
その後、外側から1枚ずつ鱗片を剥がします。鱗片の中におがくずや土が残っているので、水で丁寧に洗い流しましょう。
ゆり根の茶色い部分は「サビ」と呼ばれるもので、土壌の菌などが影響などもありできるのですが、詳しい原因は生産者の方もわかっていないのが現状です。
「サビ」は食べても問題ありませんが、気になるようでしたらピーラーなどで取り除くと真っ白なゆり根の料理が楽しめます。
ゆり根のかき揚げ
材料 (2〜3人分)
- ゆり根・・・2個
- 玉ねぎ小・・・1/2個
- にんじん・・・1/4本
● 小麦粉・・・50g
● 片栗粉・・・大さじ2
● 卵・・・1個
● 冷水・・・200ml
作り方
- ゆり根を丁寧に下処理し、玉ねぎは5mm幅に、にんじんは千切りにする。
- ● の材料を手早く混ぜ、1の材料を入れて混ぜる。
- 180度に熱した油の中に、2でできたものをスプーンなどでゆっくり入れる。
- きつね色になるまで揚げる。
塩や麺つゆなどお好みの味付けで召し上がってください。
ゆり根のガーリックバター炒め
材料(2人分)
- ゆり根・・・1個
- にんにく・・・1片
- オリーブオイル・・・小さじ1
- バター・・・5g
- 塩(あれば岩塩)・・・少々
- パセリ・・・適宜
- ゆり根は丁寧にした処理をして、にんにくをみじん切りにする。
- フライパンにオーリーブオイルを入れて熱し、みじん切りにしたにんにくを入れて香りを出す。
- ニンニクは一度取り出して、ゆり根を弱めの中火でじっくり炒める。
- ゆり根が半透明になってきたら、バターと取り出したにんにくを入れて、塩を振り炒める。
- 全体的に火が通ったらパセリを振って完成。
パセリを黒胡椒にすると大人の味でおつまみにもなります。
関西地方では甘煮にして、おせちや茶碗蒸しとして食べられることが多いですが、油との相性も良いので潰してコロッケにしたり、炊き込みご飯にしても美味しく召し上がっていただけます。
また、「マツコの知らない世界」では、ゆり根のポタージュスープも紹介されていました。
ゆり根のポタージュスープ
材料 (2人分)
- ゆり根 2個
- 玉ねぎ 1/2個
- バター 10g
- 水 400g コンソメキューブ 1個
- 牛乳 250g
- 塩〜小さじ1/2位
- コショウ 適量
- ゆり根は丁寧に下処理して、玉ねぎを細切りにする。
- 鍋にバターを入れ、ゆり根と玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎがしんなりしたら、コンソメと水を加え15分ほど煮込む。
- しっとりしてきたらブレンダーなどで攪拌。
- 滑らかになったら牛乳を入れて弱火にかける。
- 塩こしょうで味を整える。
癖がなく、じゃがいもに似た優しい味と独特の食感を楽しんでください。
広大な大地でゆっくり時間をかけて育った栄養たっぷりのゆり根。
おせちの時期以外にも積極的に家庭料理に取り入れてみてくださいね。
*1:土壌改良剤を用いて、土中で微生物や菌などがすみやすい環境を作る方法。土がふわふわになることで、根の張りも良くなり、健全育成・生産性向上・食味抜群になるとされています。