北海道米は本当にまずい?マツコ も好きなゆめぴりかやななつぼしについて
北海道米は好きですか?そもそも北海道米を食べたことはありますか?
北海道米といえば、マツコ・デラックスさんがCMに出演している「ゆめぴりか」や「ななつぼし」と言った方がピンとくるかもしれませんね。
以前は「おいしくない」と言われていた北海道米ですが、平成元年から作付けが始まった「きらら397」というお米から評価が上がり、現在「ゆめぴりか」「ななつぼし」は共に「コシヒカリ」に並ぶ特Aランクを9年連続で獲得しています。
作付け面積、収穫量ともに日本一は新潟県ですが、北海道はその新潟県と毎年一二を争うお米の生産地なんですよ。
北海道米の歴史からみる美味しさの理由
北海道といえば広大な大地が特徴で、その広大な土地を生かして様々な農作物が栽培されています。
北海道がどのくらい広いかというと、関東地方や近畿地方や九州の面積の2倍以上もあり、四国なら4つ分の広さがあるんです。
そのため、同じ北海道とはいえ地域により土壌も天候も違うので、お米の品質にばらつきがあるのが問題でした。
幾度にもわたる品種改良やテスト栽培を繰り返し、現在はその土地にあった品種が選ばれ栽培されるようになりました。
また、
- 種子の管理で異物や、異品種が混ざらないように徹底的に管理。
- 栽培基準を設けて栽培記録、防除(農薬などを使い病害虫などを使用しの予防と駆除すること。)の体制を整備。
- 仕分けの際はタンパク質の含有量を細かくチェック。違う品種が混ざっていても発見し、さらに出荷元まで特定できるシステムを構築。
- 寒冷地ならではの品種改良、生産者消費者に合わせた品種開発。
などなど生産から流通まで、様々な努力と工夫がされて現在の品質が維持されるようになりました。
北海道米のゆめぴりかとななつぼしの比較
北海道米でおすすめのブランドは?何を選べばいいの?
ゆめぴりか、ななつぼしどちらも特Aランクを獲得したおいしい北海道米ですが、価格に若干の差があります。
ゆめぴりかとななつぼしで比較をするとゆめぴりかの方が収穫量が少なく、ななつぼしの方が収穫量が多いんです。
そのため、ゆめぴりかの方が若干お値段が高くなります。
値段も特徴も違うゆめぴりかとななつぼし結局どちらを選んだらいいかわからない!そう思われるかもしれませんね。
ゆめぴりかはこんな人におすすめ
もしあなたが白米が大好きで、おかずよりも白米を食べたい!お米そのものの甘味や味わいを楽しみたい!そう思うならゆめぴりかがおすすめです。
特に新米のゆめぴりかはお米だけで何杯も食べたくなって、お箸が止まらなくなってしまいますよ。
ななつぼしはこんな人におすすめ
反対に、お米も好きだけどご飯のお供も一緒に楽しみたい!お弁当で冷めても美味しいお米を食べたい。そう思うならななつぼしをおすすめします。
マツコ・デラックスさんもCMでもあったように、「これがきちゃったら、ななつぼし。」どんなおかずにも合うのがななつぼしの魅力です。
どちらも選べない!そんな欲張りなあなたへのおすすめ
それでも迷う…。迷ったら小さめの5kg袋で販売されているものを両方購入して、食べ比べてみるのも楽しいですよ。
同じ農家さんのものを購入しても、お米の種類が違うだけで炊く時の水加減も違うし味わいも全く違います。特に新米の時期は個性も強く出るので、せっかく食べ比べるのなら新米の時期に実際に食べ比べてみてくださいね。
北海道米があなたの食卓の仲間に加わって、楽しい食事の時間を一緒に過ごせたらとても嬉しく思います。